【要チェック】 おおたとしまさ 『受験と進学の新常識』

【要チェック】 おおたとしまさ 『受験と進学の新常識』

「いま日本の受験と進学にどんな変化が起きていて、
今度どうなっていくと考えられるのか」
――子どもがいるご家庭で本トピックに関心がない親御さまは
いないだろうと思う (私も含めて)。

そこで、本書は要チェック。

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[はじめに]

「どこの塾がいいの?」「どんな学校がおすすめ?」

 教育ジャーナリストとして書籍の執筆や雑誌への寄稿を生業にしていると、
親しいひとからそうした漠然とした問いを投げかけられることがある。

 正直、困惑する。あまりにざっくりしていて答えようがないからだ。
しかし先日、旧知の友人たちと話をしているときに合点した。

 2020年には大学入試改革が予定されている。
教育のグローバル化やIT化も急速に進んでいる。
“親世代の常識” はもはや役に立たない中で、
そもそもどういう観点で何を相談していいのかすら
見当が付かないのは無理もない。

 地方出身のある友人は
「高校までは (自分と同じように) 公立でいいでしょ」と思ってはいるのだが、
同時に 「中学受験は本当にしなくていいのかな?」 という不安を拭えない。
逆に東京で生まれ育っても、急速に価値観が多様化している
首都圏の教育事情についていけず、戸惑う友人もいた。

 せっかく久しぶりに会ったというのに、
昨今の受験事情について講話をしなければならないのでは骨が折れるので、
その内容を一冊にまとめた。
本書はそういう本である。

 今後、ざっくりした質問をされたら、まずは本書を差し出そうと思う。

 序章から終章まで順番に読み進んでもらえれば、
いま日本の受験と進学にどんな変化が起きていて、
今度どうなっていくと考えられるのか、理解が深まるようになっている。

 あるいは、興味のある章から読んでもらっても構わない。
最難関大学進学を盤石にするための教育を探しているのなら、
第1章〜第4章を読んでほしい。
中学受験をすべきか、高校受験ではダメなのか、
疑問に思うなら、第5章〜第9章をめくってみてほしい。
そもそも日本の偏差値主義的教育観に疑問を感じるなら、
第10章〜第12章が参考になるだろう。

 教育・進学・受験というと、
どうしても偏差値や学歴社会や東大至上主義的教育観を連想してしまうひとも多いと思うのだが、
その現実を受け入れつつ、
しかし一方でそうではない教育観・進学観・受験観を醸成できないかというのが
常に私の問題意識であり、そのために取材・執筆を続けている。

 本書でも、理想と現実の狭間を行ったり来たりしながら、
混迷を極める時代において、
教育・進学・受験に関する何らかの道標を示すことができればと思う。

[目次]

はじめに

序章 小・中・高のどこで受験すべきか
中学受験か高校受験か/不透明な内申点/東京23区では4人に1人
が中学受験/中学受験をしない小学生がすべきこと/小学校受験を
するのは何%?/教育費の差は最大3倍以上

第1章 勢いがあるのはどんな高校か?
「東大合格者数」 の正しい読み方/公立 “躍進校” の 「塾並み」 指
導/親世代が知らない私立の躍進校/「偏差値バブル」 のカラクリ

第2章 大学受験の塾・予備校選びの注意点
実際より2000人以上多い東大合格実績の謎/塾・予備校の合格
者数は単純比較できない/成績が良ければタダ同然/たった半日の
受講でも 「合格者数1」/「特待生」 の授業料は誰が負担?

第3章 最難関大学への “王道” あり
東大医学部の6割以上を占める塾/東大合格の秘訣は何か?/最難
関中学受験でひとり勝ち 「サピックス」/塾があるから学校は学校
でいられる/「受験エリート」 の3条件

第4章 9歳までの “最強” 学習法
東大生の3人に1人が公文式を経験/受験強者がすくすく育つ/3
学年先に進まないと意味がない/「魔法の教室」 ではない

第5章 難関化する公立中高一貫校
早慶付属校に匹敵する難易度/「塾なしで大丈夫」 は過去の話/
「教科書+100~200%」 の知識が必要/公立中高一貫校と併
願しやすい私立

第6章 中学入試が多様化している
拡がる 「思考力型入試」/国際バカロレアやPISAと共通の理論
/「正解」ではなく 「思考のレベル」 を評価する/レゴブロックで
入試!?/「思考コード」 で見る大学入試改革

第7章 私立大学付属校が人気になる理由
実はコスパがいい/付属校から他大へのハードルが下がる/日東駒
専は今後人気に/内部進学基準に教育観が表れる

第8章 いま見直される男子校・女子校の教育
男子校・女子校はもはや絶滅危惧種/運動会でわかる男女の 「集団」
の違い/アメリカでの論争の結論は?/「ジェンダー・バイアス」
が少ない/男子校・女子校は 「オタク」 の楽園?/ジェンダー論とは
区別すべき

第9章 地方では公立高校が強い
東大、京大、国公立大医学部は同難易度/首都圏で中学受験文化が
発展した理由/「都立復権」 は本当か?/「母数」 のトリック/格
差是正のジレンマ

第10章 受験エリートでなくても医師になる方法
「東大」より医師免許/ハンガリーで医学を学ぶ/日本の偏差値は
参考にならない

第11章 海外大学受験の実際
「純ジャパ」はむしろ有利/年収715万円以下なら学費免除/日
本より過酷なアメリカの受験競争/月謝2万5000円の海外大学
受験塾/海外大学進学なら海外でキャリアを

第12章 インターナショナルスクールにご用心
どこの国でも困らないように/比較的安価なインド系/「バイリン
ガルに育てる」はナンセンス

終章 大学入試改革の行方
センター試験が変わる/結局、トーンダウン/優秀な受験生には
「ファストパス」/英語民間試験採用はどうなった?

おわりに

新刊 『受験と進学の新常識』 は 「おおたとしまさベストアルバム」 的な1冊

ネクストラーナーズの「やる気のでる」「自信がつく」
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コース選択 小学生コース中学生コース高校生コース
学年 1年2年3年4年5年6年既卒
希望科目 英語数学(算数)国語理科社会
希望曜日
(複数可)
月曜火曜水曜木曜金曜土曜
希望時間
(複数可)
15:50-16:5017:00-18:0018:10-19:1019:20-20:2020:30-21:30
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