【余談】 【読書】 岡田斗司夫 『ユーチューバーが消滅する未来』

【余談】 【読書】 岡田斗司夫 『ユーチューバーが消滅する未来』

本書は、子供の憧れの職業がユーチューバーの今を 「乱世」 と位置付け、
今後10年間で人間の職業、恋愛、家族、政治がどうなるかを予測したうえで、
その想定される未来を生き残るために心得ておくべき指針を提示している。

著者の予測では、10年後には、機械翻訳や音声認識の精度が格段に高まるため、
一部の人を除き、外国語を学習する必要がなくなるという。

言語の障壁が溶けていくことで、国内ユーチューバーは、
必然的に海外のユーチューバーとの競争に放り込まれることになり、
ユーチューブが 「グローバルでの熾烈な競争が展開される競技場」 になる。

こうなると、「すでにある程度知名度を得ている人たちがユーチューブに
流れてくる」 ことになり、アイドルや芸人、あるいはハリウッド女優やセレブに
日本人ユーチューバーは荒らされ、さらに10年後には、AIユーチューバーに
人間ユーチューバーを淘汰することになる、というのが著者の見立てだ。

ただ、個人的には、ユーチューバーが消滅云々ついては関心の対象外だが、
本書の終章 「未来の幸福論」 で展開される著者独自の発想法が面白かった。

著者によると、「生き残るための仕事の見つけ方」 は2つのみ:

  「うまくやっている人の役に立つか、うまくやっている人の機嫌を取るか」 (p.204)

――ここまで言い切っちゃうのは、すごい! (笑)

ゴールドラッシュを引き合いに出して、実際に金を掘り当てた人はほとんどおらず、
一山当てたのは、山師たちにズボンやスコップを売りつけたり、
酒を飲ませたりした商人たち
」 だったというのは、なるほどのひと言。

現下、人びとの関心は 「産業や職業の盛衰」 (p.26) に移っているとはいえ、
注意すべきなのは、「探すのは 『仕事』 ではなく、『人』 だ」 (p.205)
という教示には、思わず、ハッとさせられた。

   自分が大成功しなくても、身近にいるちょっとした成功者にくっついていけば
  食いっぱぐれはありません。僕たちの社会は、その程度には豊かになっているんです。
   最低限の生活が保障されているんだから、未来は面白がった者勝ちですよ。
   「どうすれば損か得か?」 なんていうのは、正解があると思っている人の発想です。
  [岡田斗司夫 『ユーチューバーが消滅する未来――2018年の世界を見抜く』 (PHP新書 [p.210])]

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