【余談】 【読書】 出口治明 『教養は児童書で学べ』

【余談】 【読書】 出口治明 『教養は児童書で学べ』

APU (立命館アジア太平洋大学) 学長・出口氏による児童書ガイドブック

『はらぺこあおむし』 を出口氏が読んだらこういうふうになるんだ
ということが垣間見えて面白かったです。

『はらぺこあおむし』――今は4歳になる娘に初めて買ってあげた絵本でしたが、
いったい何度読み聞かせしてあげたことでしょうか。

この絵本のおかげで娘は1-5の数の感覚をはっきりと養えたような気がします。

また、娘がいつも喜んでいたのは、クライマックスであおむしが蝶に変わるシーンです。

あおむしがいろいろなものをいっぱい食べて、最後は、蝶に変わる
――その成長過程を見るのを毎度楽しんでいたようです。

私のような浅薄な人間が読むと、この傑作絵本を見ても、
この程度の感想しか浮かばないわけですが (笑)、
出口氏にいわせると、この絵本には 「宇宙がぜんぶ詰まっている。」
という解釈になり、視点がより広く、深いです。

『はらぺこあおむし』 に限らず、児童書が生半可なものではないことは、
私も娘にいろいろな絵本を読み聞かせていくなかでおぼろげながら
気づきました。児童書、なかなか深いぞ、と。

   児童書の魅力は、子ども向けに書かれた本だから単に 「わかりやすい」
  ということではありません。
   イングランドに詩人ワーズワースの 「虹」 という詩のなかに、
  「子どもは大人の父である」 という一節があります。
  子どもは、大人と比べれば、知識も少ないし経験も少ない。
  けれど大人は、知識を獲得し経験を積むことによって、
  むしろ目が曇ってくることがあります。
  素朴な子どものほうがその場の空気を読まないで本質を言い当てるのは、
  アンデルセンの 『皇帝の新しい着物』 (裸の王様) でもわかるとおりです。
   だからこそ、子ども向けに本をつくろうとしたらごまかしがききません。
  つまらないとすぐにそっぽを向いてしまいますから。
   だから、いい児童書は、無駄をすべて削ぎ落としたうえで、
  ていねいにつくってあるのです。
   児童書は、子どもの気持ちにならないと楽しめない本ではなく、
  優れたものは、子どもが子どもとして楽しめるのと同様に、
  大人も大人として楽しめます。
(pp.4-5)

――そう、子どもは 「つまらないとすぐにそっぽを向いて」 しまうので、
「ごまかし」 がきかない。であれば、児童書が 「楽しめない本」 なわけがない。

そういうわけで、本書を通じて、児童書、俄然、読んでみたくなりました。

特に、『アンデルセン童話』、あらためて惹かれましたね。

まずは、ここから少しずつはじめてみます。

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